DAC-199 SOME SATANIC TOUR VOL.3 2CD
DAC-199 SOME SATANIC TOUR VOL.3 2CD
販売価格: 5,000円(税込)
在庫あり
商品詳細
新メンバーのミック・テイラーを従えた1969年のMSG公演は、エンジニアのグリン・ジョンズによってマルチ・トラック収録され、英デッカ時代最後のオリジナル・アルバムとなる「Get Yer Ya Ya's Out」として翌1970年にリリースされます。今回のCDは2019年の年末に、50年期限のコピーライト対策として某動画サイトで公開されたものがソースとなっています。不思議なことにこれらの音源は公開後24時間も待たずに削除されてしまい、現在では言わば幻の音源と化してしまいました。公開されたオリジナルは動画サイト音源特有の圧縮感の強い音質で、特に高域の潰れたややバランスの悪いコンデイションでした。
本CDではオリジナルの音質の欠点を改善するために圧縮感の強い帯域に念入りなフィルター処理を施し、音源の高域を削ぎ落とすことなく、またオリジナルの低音のバランスを崩すようなイコライジングも一切行っていません。最低限のパラメトリックEQ操作のみで全体の音像を仕上げています。演奏の方もほぼ1ヶ月に渡って行われたツアーの集大成とも言える力強いグルーブに溢れた素晴らしいものです。大元の音源はアルバムの収録テイクを決定するために作成された試聴用のモノ・ミックス音源で、数箇所に存在するカット部分は「BROADWAY」(DAC-092)の3枚のソースから綺麗に補填されています。
DISC-1は11月27日の夜の1回公演からの収録です。この公演からは1曲目の「JUMPIN' JACK FLASH」が正規盤リリースに採用されていますが、ミックのヴォーカルはスタジオで全面的にリテイクされ、実際のライブでは歌われなかったサビのキースのハモリも追加されているのが確認できます。本作はサウンドボード音源ゆえにこれまで同公演の高音質オーディエンス音源として知られていた「BROADWAY」のDISC-1に収録されていたソースと比較するのもマニアには一興でしょう。意外にもこの従来のオーデイエンス・ソースと今回のサウンドボード・ソースのバランス的な差異は極小であり、如何に従来音源が素晴らしい環境で収録されていたかを思い知らされます。
DISC-2は翌28日のセカンド・ショーからの収録となっており、この公演からは「MIDNIGHT RAMBLER」、「LIVE WITH ME」の2曲の正規盤採用が確認されています。「MIDNIGHT RAMBLER」はオリジナルのライヴ・ヴォーカルを使用していますが「LIVE WITH ME」では、やはりスタジオでのリテイク・バージョンが正規リリースされました。アルバム発売の40周年を記念した2009年の「'Get Yer Ya Ya's Out! (40th Anniversary Edition)」では27日演奏分より2曲、28日セカンド・ショー演奏分より2曲が追加トラックとして公開されましたが、基本的に両公演ともこれらの発売分以外のトラックはこれまで未発表でしかもオーバーダブ等の加工を経ていないショーのコンプリート版は本音源でしか聞くことが出来ません。
正規リリースではツアー・プロモーターのSAM CUTLERの3回分のMSG公演のオープニングをオーバーラップさせたイントロも大変ユニークなアイディアでしたが、ここではオーバーラップしないそれぞれの公演のオリジナルのイントロを聞くことが出来るのも大きなメリットと言えます。特に初日の27日分ではグリン・ジョンズが早めにテープをスタートさせたため、他の公演よりも長めのイントロ・パートが何と2分28秒も収録されています。ミックのヴォーカルの差し替え等のオーバーダブの一切ない名ライヴ「Get Yer Ya Ya's Out」のストリップド・バージョンとも言える本作をぜひコレクションに加えて下さい。
MADISON SQUARE GARDEN
November 27, 1969
1. Sam Cutler Introduction
2. Jumping Jack Flash
3. Carol
4. Sympathy For the Devil
5. Stray Cat Blues
6. Love In Vain
7. Prodigal Son
8. You Gotta Move
9. Under My Thumb ~ I'm Free
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man
November 28,1969 (2nd Show)
1. Sam Cutler Introduction.
2. Jumping Jack Flash
3. Carol
4. Sympathy for the Devil
5. Stray Cat Blues
6. Love in Vain
7. Prodigal Son
8. You Gotta Move
9. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man
本CDではオリジナルの音質の欠点を改善するために圧縮感の強い帯域に念入りなフィルター処理を施し、音源の高域を削ぎ落とすことなく、またオリジナルの低音のバランスを崩すようなイコライジングも一切行っていません。最低限のパラメトリックEQ操作のみで全体の音像を仕上げています。演奏の方もほぼ1ヶ月に渡って行われたツアーの集大成とも言える力強いグルーブに溢れた素晴らしいものです。大元の音源はアルバムの収録テイクを決定するために作成された試聴用のモノ・ミックス音源で、数箇所に存在するカット部分は「BROADWAY」(DAC-092)の3枚のソースから綺麗に補填されています。
DISC-1は11月27日の夜の1回公演からの収録です。この公演からは1曲目の「JUMPIN' JACK FLASH」が正規盤リリースに採用されていますが、ミックのヴォーカルはスタジオで全面的にリテイクされ、実際のライブでは歌われなかったサビのキースのハモリも追加されているのが確認できます。本作はサウンドボード音源ゆえにこれまで同公演の高音質オーディエンス音源として知られていた「BROADWAY」のDISC-1に収録されていたソースと比較するのもマニアには一興でしょう。意外にもこの従来のオーデイエンス・ソースと今回のサウンドボード・ソースのバランス的な差異は極小であり、如何に従来音源が素晴らしい環境で収録されていたかを思い知らされます。
DISC-2は翌28日のセカンド・ショーからの収録となっており、この公演からは「MIDNIGHT RAMBLER」、「LIVE WITH ME」の2曲の正規盤採用が確認されています。「MIDNIGHT RAMBLER」はオリジナルのライヴ・ヴォーカルを使用していますが「LIVE WITH ME」では、やはりスタジオでのリテイク・バージョンが正規リリースされました。アルバム発売の40周年を記念した2009年の「'Get Yer Ya Ya's Out! (40th Anniversary Edition)」では27日演奏分より2曲、28日セカンド・ショー演奏分より2曲が追加トラックとして公開されましたが、基本的に両公演ともこれらの発売分以外のトラックはこれまで未発表でしかもオーバーダブ等の加工を経ていないショーのコンプリート版は本音源でしか聞くことが出来ません。
正規リリースではツアー・プロモーターのSAM CUTLERの3回分のMSG公演のオープニングをオーバーラップさせたイントロも大変ユニークなアイディアでしたが、ここではオーバーラップしないそれぞれの公演のオリジナルのイントロを聞くことが出来るのも大きなメリットと言えます。特に初日の27日分ではグリン・ジョンズが早めにテープをスタートさせたため、他の公演よりも長めのイントロ・パートが何と2分28秒も収録されています。ミックのヴォーカルの差し替え等のオーバーダブの一切ない名ライヴ「Get Yer Ya Ya's Out」のストリップド・バージョンとも言える本作をぜひコレクションに加えて下さい。
MADISON SQUARE GARDEN
November 27, 1969
1. Sam Cutler Introduction
2. Jumping Jack Flash
3. Carol
4. Sympathy For the Devil
5. Stray Cat Blues
6. Love In Vain
7. Prodigal Son
8. You Gotta Move
9. Under My Thumb ~ I'm Free
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man
November 28,1969 (2nd Show)
1. Sam Cutler Introduction.
2. Jumping Jack Flash
3. Carol
4. Sympathy for the Devil
5. Stray Cat Blues
6. Love in Vain
7. Prodigal Son
8. You Gotta Move
9. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live With Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man