THE ROLLING STONES 2021 ODE TO A FLOWN BIRD 2CD
THE ROLLING STONES 2021 ODE TO A FLOWN BIRD 2CD
販売価格: 5,800円(税込)
在庫あり
商品詳細
ODE TO A FLOWN BIRD (OBR 2CD)
諸般の事情で延期になっていたストーンズのノー・フィルター・USA・ツアーは2021年の9月から11月にかけてリスケジュールされ、全14公演が行なわれることとなりました。しかし開始直前の8月24日に古参メンバーでバンドの屋台骨でもあるドラムスのチャーリー・ワッツが、かねてより療養中のロンドン市内の病院で急逝しました。この事態にバンドはバンドと以前より交流のあるドラマーのスティーブ・ジョーダンをサポート・メンバーして指名。ツアーは予定通りの公演数をもって終了しました。ストーンズの全ライブ・ツアー中、ベースとドラムのリズム・セクションが両名とも黒人ミュージシャンで行なわれるという前例のないメンバー構成と、バンドの中枢であったチャーリー・ワッツを失った初のツアーというファンにとってはとても辛い現実を目の当たりにすることとなったライブ・ツアーとなったのでした。
ツアーは9月26日セントルイス・ドームが公式では初日の公演とされていますが、正確にはその初日公演のほぼ1週間前の9月20日にボストンのジレット・スタジアム・テントという場所で、450人ほどのごく少数の観客を相手にシークレット・ライブを行なっていました。観客のほとんどが、そのスタジアムのオーナーで資産家の人物の関係者や招待客で埋まっていたということです。この音源がどのような経過で収録されたのかは定かではありませんが、ショーのオープニングからエンディングまでをきっちりノーカットで収録し、音質もそれなりに明瞭で聴きやすいという優れものです。ショーの前半で披露される「Troubles a’Comin」と「Living In A Ghost Town」はステージでの初披露となります。
新加入のスティーブ・ジョーダンのプレイもKeith Richards & The Expensive Winosに在籍時のシャープな、まるでリズムボックスから奏でられているかのような正確無比な尖ったビートが今のストーンズのリズム・セクションとして溶け込めるのかという心配もありました。しかし蓋を開けてみればスティーブも御年65歳とのことで良い感じに丸くなり、まるでチャーリーの両腕となったかのような他のメンバーと息の合ったプレイを披露しています。チャーリーでないと難しい「Midnight Rambler」での中間部のブレイクでのキースのギターとの絡みもバッチリです。今回スティーブ自らがツアー参加を名乗り出たというだけあって、恐らく事前にビデオやライブCDで彼なりにチャーリーのプレイを研究したのでしょう。その努力が良い結果に結実していると思われる演奏内容です。
動画サイトやトレントサイトにて公開されていた本ツアーの開始後の音源は、それらのネットソースを元に既にいくつもプレス商品化されているようですが、さすがOBR、今回このような完全未発表のレアなライブ音源を、お馴染みのシックでマニアックで素敵なパッケージングでリリースしてくれました。スリーブに描かれた帽子を被った歩く鳥は、チャーリーが生涯敬愛してやまなかったジャズの巨人チャーリー“バード”パーカーをチャーリー自身がかつてイラスト化していたものです。OBR製作のチャーリーへの愛に溢れた本作で、新しいストーンズの音をぜひあなた自身の耳で確かめてみて下さい。
Gillette Stadium Tent, Boston, MA U.S.A. September 20, 2021
DISC-1
LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER
TUMBLING DICE
STATEMENT FOR CHARLIE WATTS
UNDER MY THUMB
TROUBLE'S A COMING
LIVING IN A GHOST TOWN
YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
MIDNIGHT RAMBLER
DISC-2
BAND INTRODUCTIONS
MISS YOU
19th NERVOUS BREAKDOWN
START ME UP
GIMME SHELTER
SYMPATHY FOR THE DEVIL
JUMPIN' JACK FLASH
SATISFACTION
諸般の事情で延期になっていたストーンズのノー・フィルター・USA・ツアーは2021年の9月から11月にかけてリスケジュールされ、全14公演が行なわれることとなりました。しかし開始直前の8月24日に古参メンバーでバンドの屋台骨でもあるドラムスのチャーリー・ワッツが、かねてより療養中のロンドン市内の病院で急逝しました。この事態にバンドはバンドと以前より交流のあるドラマーのスティーブ・ジョーダンをサポート・メンバーして指名。ツアーは予定通りの公演数をもって終了しました。ストーンズの全ライブ・ツアー中、ベースとドラムのリズム・セクションが両名とも黒人ミュージシャンで行なわれるという前例のないメンバー構成と、バンドの中枢であったチャーリー・ワッツを失った初のツアーというファンにとってはとても辛い現実を目の当たりにすることとなったライブ・ツアーとなったのでした。
ツアーは9月26日セントルイス・ドームが公式では初日の公演とされていますが、正確にはその初日公演のほぼ1週間前の9月20日にボストンのジレット・スタジアム・テントという場所で、450人ほどのごく少数の観客を相手にシークレット・ライブを行なっていました。観客のほとんどが、そのスタジアムのオーナーで資産家の人物の関係者や招待客で埋まっていたということです。この音源がどのような経過で収録されたのかは定かではありませんが、ショーのオープニングからエンディングまでをきっちりノーカットで収録し、音質もそれなりに明瞭で聴きやすいという優れものです。ショーの前半で披露される「Troubles a’Comin」と「Living In A Ghost Town」はステージでの初披露となります。
新加入のスティーブ・ジョーダンのプレイもKeith Richards & The Expensive Winosに在籍時のシャープな、まるでリズムボックスから奏でられているかのような正確無比な尖ったビートが今のストーンズのリズム・セクションとして溶け込めるのかという心配もありました。しかし蓋を開けてみればスティーブも御年65歳とのことで良い感じに丸くなり、まるでチャーリーの両腕となったかのような他のメンバーと息の合ったプレイを披露しています。チャーリーでないと難しい「Midnight Rambler」での中間部のブレイクでのキースのギターとの絡みもバッチリです。今回スティーブ自らがツアー参加を名乗り出たというだけあって、恐らく事前にビデオやライブCDで彼なりにチャーリーのプレイを研究したのでしょう。その努力が良い結果に結実していると思われる演奏内容です。
動画サイトやトレントサイトにて公開されていた本ツアーの開始後の音源は、それらのネットソースを元に既にいくつもプレス商品化されているようですが、さすがOBR、今回このような完全未発表のレアなライブ音源を、お馴染みのシックでマニアックで素敵なパッケージングでリリースしてくれました。スリーブに描かれた帽子を被った歩く鳥は、チャーリーが生涯敬愛してやまなかったジャズの巨人チャーリー“バード”パーカーをチャーリー自身がかつてイラスト化していたものです。OBR製作のチャーリーへの愛に溢れた本作で、新しいストーンズの音をぜひあなた自身の耳で確かめてみて下さい。
Gillette Stadium Tent, Boston, MA U.S.A. September 20, 2021
DISC-1
LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER
TUMBLING DICE
STATEMENT FOR CHARLIE WATTS
UNDER MY THUMB
TROUBLE'S A COMING
LIVING IN A GHOST TOWN
YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
MIDNIGHT RAMBLER
DISC-2
BAND INTRODUCTIONS
MISS YOU
19th NERVOUS BREAKDOWN
START ME UP
GIMME SHELTER
SYMPATHY FOR THE DEVIL
JUMPIN' JACK FLASH
SATISFACTION