QUEEN / YATTOKAME - LIVE IN NAGOYA 1979 - 【2CD】
QUEEN / YATTOKAME - LIVE IN NAGOYA 1979 - 【2CD】
販売価格: 4,500円(税込)
在庫あり
商品詳細
1973年にデビューしたクイーンは、世界で最も売れたアーティストのひとつであろう。残念ながら1991年にフレディが死去したため、オリジナル・メンバー、それもヴォーカルを欠いてしまっているが、それ以後も別のヴォーカルを据えクイーンとして活動を続けている。来日公演も頻繁に行なわれており、まるで世間がクイーンの解散を許さないかのような趣である。余人をもって代えがたいフレディのヴォーカルは、現在のクイーンをコピーバンド化している感もあるが、翻ってそれがフレディの偉大さを物語っている。
そのフレディ存命中のクイーンの来日公演は、1975年、1976年、1979年、1981年、1982年、そして1985年と、6度を数える。これほどの頻度で来日公演が行われたアーティストは他に類がない。これぞまさにクイーンと日本のファンが特別な紐帯で結ばれている何よりの証拠ではないかと思う。そう、日本のファンはクイーンにとっても特別なもので、例えば東日本大震災の際も、ブライアンがいち早く日本のファンを気遣うメッセージを発表している。本作は、3度目の来日となる1979年の日本公演から、4月28日名古屋国際展示場公演を収録している。
1978年7月から始まったニュー・アルバム『JAZZ』は、10月までレコーディングが継続され、リリースが1978年11月と、実にスピード・リリースであった。タイトルこそ『JAZZ』であるものの、音楽的なジャズとは関連がなく「意味のない言葉」というスラングとのことである。実際に楽曲の数々はジャズ風のものはない。このアルバムに伴うツアーとして1979年4月に早くも来日公演が実現したのである。
この年の日本公演は、高まるクイーン人気を反映して14公演と長期に渡るものとなった。武道館は勿論の事、金沢や福岡、山口や札幌など、いわゆる地方でもコンサートが組まれた。そして本作はこの年に唯一行なわれた1979年4月28日名古屋公演を完全収録している。前回の来日公演から2年のブランクがあり、セットリストは一新されている。
この名古屋公演については、2点、どうしても書いておきたい事がある。まずひとつめは、「手をとりあって」を演奏している点である。正式タイトルも日本語で「TEO TORRIATTE (LET US CLING TOGETHER)」という。副題としてつけられている英語タイトルは、明らかに日本語を英訳したもので、基本が日本語であることが伺える。これは1976年にリリースされた『華麗なるレース』の最後を締めくくる楽曲なのだが、このツアーが、同曲発表後初の日本公演とあって、やはりステージで演奏せねばならないだろう。歌詞は日本語が先か英語が先かはわからないが、同じ内容を両言語で交互に歌う構成となっている。日本のファンにとっては非常に嬉しいクイーンからのプレゼントである。実際に本作で聴くことが出来る同曲では、聴衆が英語歌詞の部分まで一緒に歌っているのがはっきりと確認できる。当時の日本のファンにとってクイーンが特別な存在であったこと、そしてこの曲が特別な曲であったことが、この名古屋公演の音源からもはっきり伺えるのである。
そしてもうひとつ重要な点は、これは名古屋公演というよりも、この音源の最大の特長であるのだが、これほど感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」は聴いたことがないのだ。もちろんクイーンの代表曲であり、そのどれもが美しいメロディと相俟って素晴らしい演奏が多いのだが、この名古屋公演の演奏、そして本作に収録されている音源は特別なものとなっている。しかし、名古屋公演における「ボヘミアン・ラプソディ」は数多い同曲のライヴ・バージョンの中でも特に名演としてファンの記憶に残るであろう。
ピアノの前奏が始まると女性の嬌声が上がるが、すぐに静まって会場一体となって歌うのだが、それがもう、例えようがないくらい感動的なのだ。フレディは幾分崩して歌っているバックで、聴衆はレコード通り素直に歌っている、その「ズレ」がたまらなく素晴らしい。まるで聴衆全員が合唱隊として演奏に参加しているかのような雰囲気なのだ。これほど純粋な愛情をバンドに注いでくれる日本のファンに、途中でフレディも感極まったのであろう、歌に詰まる部分があるのだが、そこでも「合唱隊」はキレイに「バック」を務めている。本当に、これほど感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」は聴いたことがない。この感動をもたらすものは、単なる楽曲だけでなく、その背景となるクイーンと日本のファンとの特別な絆があってこそのものであろう。このツアーからは多くの音源がCD化されているが、本作はこの1曲の空気をフレディと聴衆を絶妙のバランスで収録している点において、まさに1979年日本公演のベスト・タイトルとなる。
クイーンの来日公演は数あれど、これほど心を揺さぶられる演奏、音源はそうないであろう。まさにバンドと聴衆が一体となった感動的なコンサートを完全に再現してくれる。1979年4月28日名古屋国際展示場公演を高音質で完全収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
INTERNATIONAL DISPLAY NAGOYA AICHI JAPAN April 28, 1979
DISC ONE
01. We Will Rock You
02. Let Me Entertain You
03. Somebody To Love
04. If You Can't Beat Them
05. Death On Two Legs
06. Killer Queen
07. Bicycle Race
08. I'm in Love With My Car
09. Get Down Make Love
10. You're My Best Friend
11. Now I'm Here
12. Teo Toriatte
13. Don't Stop Me Now
14. Dreamers Ball
15. Love of My Life
16. '39
DISC TWO
01. It's Late
02. Brighton Rock
03. Keep Yourself Alive
04. Bohemian Rhapsody
05. Tie Your Mother Down
06. Sheer Heart Attack
07. We Will Rock You
08. We Are The Champions
09. God Save The Queen
そのフレディ存命中のクイーンの来日公演は、1975年、1976年、1979年、1981年、1982年、そして1985年と、6度を数える。これほどの頻度で来日公演が行われたアーティストは他に類がない。これぞまさにクイーンと日本のファンが特別な紐帯で結ばれている何よりの証拠ではないかと思う。そう、日本のファンはクイーンにとっても特別なもので、例えば東日本大震災の際も、ブライアンがいち早く日本のファンを気遣うメッセージを発表している。本作は、3度目の来日となる1979年の日本公演から、4月28日名古屋国際展示場公演を収録している。
1978年7月から始まったニュー・アルバム『JAZZ』は、10月までレコーディングが継続され、リリースが1978年11月と、実にスピード・リリースであった。タイトルこそ『JAZZ』であるものの、音楽的なジャズとは関連がなく「意味のない言葉」というスラングとのことである。実際に楽曲の数々はジャズ風のものはない。このアルバムに伴うツアーとして1979年4月に早くも来日公演が実現したのである。
この年の日本公演は、高まるクイーン人気を反映して14公演と長期に渡るものとなった。武道館は勿論の事、金沢や福岡、山口や札幌など、いわゆる地方でもコンサートが組まれた。そして本作はこの年に唯一行なわれた1979年4月28日名古屋公演を完全収録している。前回の来日公演から2年のブランクがあり、セットリストは一新されている。
この名古屋公演については、2点、どうしても書いておきたい事がある。まずひとつめは、「手をとりあって」を演奏している点である。正式タイトルも日本語で「TEO TORRIATTE (LET US CLING TOGETHER)」という。副題としてつけられている英語タイトルは、明らかに日本語を英訳したもので、基本が日本語であることが伺える。これは1976年にリリースされた『華麗なるレース』の最後を締めくくる楽曲なのだが、このツアーが、同曲発表後初の日本公演とあって、やはりステージで演奏せねばならないだろう。歌詞は日本語が先か英語が先かはわからないが、同じ内容を両言語で交互に歌う構成となっている。日本のファンにとっては非常に嬉しいクイーンからのプレゼントである。実際に本作で聴くことが出来る同曲では、聴衆が英語歌詞の部分まで一緒に歌っているのがはっきりと確認できる。当時の日本のファンにとってクイーンが特別な存在であったこと、そしてこの曲が特別な曲であったことが、この名古屋公演の音源からもはっきり伺えるのである。
そしてもうひとつ重要な点は、これは名古屋公演というよりも、この音源の最大の特長であるのだが、これほど感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」は聴いたことがないのだ。もちろんクイーンの代表曲であり、そのどれもが美しいメロディと相俟って素晴らしい演奏が多いのだが、この名古屋公演の演奏、そして本作に収録されている音源は特別なものとなっている。しかし、名古屋公演における「ボヘミアン・ラプソディ」は数多い同曲のライヴ・バージョンの中でも特に名演としてファンの記憶に残るであろう。
ピアノの前奏が始まると女性の嬌声が上がるが、すぐに静まって会場一体となって歌うのだが、それがもう、例えようがないくらい感動的なのだ。フレディは幾分崩して歌っているバックで、聴衆はレコード通り素直に歌っている、その「ズレ」がたまらなく素晴らしい。まるで聴衆全員が合唱隊として演奏に参加しているかのような雰囲気なのだ。これほど純粋な愛情をバンドに注いでくれる日本のファンに、途中でフレディも感極まったのであろう、歌に詰まる部分があるのだが、そこでも「合唱隊」はキレイに「バック」を務めている。本当に、これほど感動的な「ボヘミアン・ラプソディ」は聴いたことがない。この感動をもたらすものは、単なる楽曲だけでなく、その背景となるクイーンと日本のファンとの特別な絆があってこそのものであろう。このツアーからは多くの音源がCD化されているが、本作はこの1曲の空気をフレディと聴衆を絶妙のバランスで収録している点において、まさに1979年日本公演のベスト・タイトルとなる。
クイーンの来日公演は数あれど、これほど心を揺さぶられる演奏、音源はそうないであろう。まさにバンドと聴衆が一体となった感動的なコンサートを完全に再現してくれる。1979年4月28日名古屋国際展示場公演を高音質で完全収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
INTERNATIONAL DISPLAY NAGOYA AICHI JAPAN April 28, 1979
DISC ONE
01. We Will Rock You
02. Let Me Entertain You
03. Somebody To Love
04. If You Can't Beat Them
05. Death On Two Legs
06. Killer Queen
07. Bicycle Race
08. I'm in Love With My Car
09. Get Down Make Love
10. You're My Best Friend
11. Now I'm Here
12. Teo Toriatte
13. Don't Stop Me Now
14. Dreamers Ball
15. Love of My Life
16. '39
DISC TWO
01. It's Late
02. Brighton Rock
03. Keep Yourself Alive
04. Bohemian Rhapsody
05. Tie Your Mother Down
06. Sheer Heart Attack
07. We Will Rock You
08. We Are The Champions
09. God Save The Queen