THE BEATLES / COMPLETE ROYAL VARIETY PERFORMANCE 【CD+DVD】
THE BEATLES / COMPLETE ROYAL VARIETY PERFORMANCE 【CD+DVD】
販売価格: 4,500円(税込)
在庫あり
商品詳細
Mクローデルの最新作にして、マニア必携ライヴクロニクル・シリーズの最新作は、1963年11月4日プリンス・オブ・ウェールズ・シアターで行なわれた、伝統あるロイヤルバラエティ・パフォーマンスにビートルズが出演したときのタイトルになります。女王陛下臨席の下で、自国を代表するあらゆるジャンルのパフォーマーが集い、この年ブレイクしたビートルズにも白羽の矢が立ったというわけです。日本でいう紅白歌合戦みたいなものでしょうか、数々のアーティストが女王陛下の前でパフォーマンスを披露するイベントです。
ちなみにこの会場名は英国王子の称号から採られていることは当然ですが、大東亜戦争で日本軍が撃沈した当時最強と言われたイギリスの軍艦も「プリンス・オブ・ウェールズ」と命名されていました。皇軍によって撃沈された報を受け、チャーチル首相が衝撃で絶句したといいます。その、当時世界最強の軍艦と同じ名前が冠された劇場だけに、ここがいかに英国にとって厳かで権威ある場所であるか、そしてこの出演が光栄なものであるかが伺えます。もっともジョンは鼻持ちならない雰囲気に嫌悪を示し、翌年以降の出演依頼を全て断ったそうです。つまりこの年が唯一ビートルズが出演したロイヤルバラエティ・パフォーマンスとなるのです。
このジョンが高貴で鼻持ちならない雰囲気を嫌悪した気持ちは、「Twist And Shout」演奏前の「安い席の方々は拍手を、それ以外の席の方は宝石を鳴らしてください」という有名なセリフからも伺えます。当初、楽屋では「テメエらの宝石でもジャラジャラ鳴らしやがれ」という過激なものを予定していたそうですが、ブライアンエプスタインなどに説得され、やや柔らかい表現になったということです。実際にこの部分では、ジョンが言い終わったあとニッコリ笑ったこともあり、本当は辛辣な嫌味にもかかわらず、周囲はユーモアと受け取ったようで、笑いと拍手が生じています。
本作の音源部分は、このビートルズの出演を複数ソースにて完全収録しています。まず最初は映像付随のサウンドトラック音源です。「From Me To You」が若干フェードイン気味に入ってきますが、残存するソースで最も長く、終演後のエンディング・テーマまで収録されています。 この日はテレビ放送とは別にラジオでもオンエアされており、本作の2ソース目は、そのラジオ・エア・チェック音源が収録されています。このソースの特長はラジオ番組のイントロが付けられており、DJがビートルズを紹介して始まるというもの。音像は明るく、ビデオ音声とはまた異なる質感の音源です。そして最後はテレビ放送の元となったRAW ソースです。こちらは、まさに流出サウンドボードといった趣で音質が最も良く、音質に限って言えば、本作収録の他のソースと比べてのみならず、アンソロジーと比べてもこちらの方が上です。もしこの音源が1995年当時発掘されていたら、間違いなくこちらが採用されたことでしょう。それくらい音質的に優れたものです。以上、テレビ放送サウンドトラック、ラジオ・オン・エア、放送元ロウ・ソースと、それぞれ特長ある音源を全て収録しています。
CDの後半には、約3週間前、1963年10月13日にロンドン・パラディウムで行なわれたコンサートを、高音質の初登場ソースにて収録。この日の音源はMクローデル・レーベル『EARLY BEATLES AROUND UK 1962-1964』に、4種類のソースが収録されていましたが、本作にはそれとは別の5つ目のソース、便宜上ソースEと記載されていますが、収録されています。今までのどのソースよりも音質が良く、今まであまり音が良くなかった1963年ロンドン・パラディウムの印象ががらりと変わることでしょう。残念ながらこのソースEは音質は最高に良いのですが、「I’ll Get You」が未収録なため、「I’ll Get You」を含むソースAも改めてここに収録されています。
映像は、当時の放送を全出演者を完全収録した初登場映像となります。司会者のイントロダクションに続き、女王陛下のお出ましの様子から始まり、この日のイベントの様子を完全収録。タップダンスあり、バレエあり、コメディあり、寸劇あり、そしてビートルズは6番目の出演者として登場します。その他、マレーネ・ディートリッヒの映像なども、今となっては貴重なものです。そしてイベントの最後には、全出演者が改めてステージに勢揃い。ビートルズも再び登壇して、全出演者の真ん中に陣取っています。今まで演奏シーンはよく見ることが出来ましたが、最後の挨拶部分の映像は非常に珍しいものです。
本作には、イベント完全収録とは別に、TCRが入っておらず、より高画質のビートルズ演奏部分が収録されています。アンソロジー映像版も含め、おそらくこれが現状考え得る最も高画質なものでしょう。さらにボーナス映像として、当時のロイヤルバラエティ・パフォーマンスを報じたニュース映像が収録されています。開演前に緊張の面持ちで女王陛下と謁見するビートルズのメンバー。イベントが終わって車に乗り込み会場を後にする様子、バックステージで他の出演者と談笑する様子などがドキュメンタリー映像として収録されています。そして何より貴重なのは、ビートルズの当日のリハーサル映像が収録されている点です。同じステージながら服装が異なるので、これがリハーサル映像であることが伺えます。
Mクローデルのライヴ・クロニクルの最新作は、1963年11月4日ロイヤルバラエティ・パフォーマンスを他の出演者も含め完全収録。音源はアンソロジーを上回る高音質で収録。ボーナスでは1963年10月13日ロンドン・パラディウムを高音質初登場ソースで収録。映像は全出演者完全収録に加え、TCRなしの高画質別バージョンでビートルズ部分を収録。のみならずリハーサル映像や女王陛下との謁見の様子、バックステージの様子など、ニュース映像も収録。音質も画質もこれ以上のものはないでしょう。永久保存がっちりプレス盤。
ROYAL VARIETY PERFORMANCE
PRINCE OF WALES THEATRE LONDON U.K. November 4, 1963
CD DISC
VIDEO SOUNDTRACK SOURCE
01. From Me To You
02. She Loves You
03. Till There Was You
04. Twist And Shout
05. Ending Theme
RADIO AIR CHECK SOURCE
06. Introduction
07. From Me To You
08. She Loves You
09. Till There Was You
10. Twist And Shout
TV ON LINE RAW SOURCE
11. From Me To You
12. She Loves You
13. Till There Was You
14. Twist And Shout
LONDON PALLADIUM October 13, 1963
SOURCE E
15. Introduction
16. From Me To You
17. She Loves You
18. Twist And Shout
19. Ending Theme
SOURCE A
20. From Me To You
21. I’ll Get You
22. She Loves You
23. Twist And Shout
DVD DISC
COMPLETE PERFORMANCES
01. Introductions
02. Queen’s Appearance
03. E BILLY PETCH DANCERS
04. THE CLARK BROTHERS
05. LUIS ALBERTO DEL PARANA and LOS PARAGUAYOS
06. CHARLIE DRAKE with TESSA DAVEES and THE EIGHT CHARLIES
07. SUSAN MAUGHAN
08. THE BEATLES
09. DICKIE HENDERSON
10. FRANCIS BRUNN
11. BUDDY GRECO
12. NADIA NERINA (with the cast of SLEEPING BEAUTY)
13. JOE LOSS AND HIS ORCHESTRA with ROSE BRENNAN, ROSS MCMANUS
LARRY GRETTON, THE BILLY PETCH DANCERS.
14. "STEPTOE & SON" WILFRED BRAMBELL, HARRY H.CORBETT
15. PINKY & PERKY & COMPANY
16. ERIC SYKES & HATTIE JACQUES
17. MICHAEL FLANDERS & DONALD SWANN
18. MARLENE DIETRICH with BURT BACHARACH
19. TOMMY STEELE with THE HALF A SIX PENCE COMPANY
20. curtain call with all members
21. GOD SAVE THE QUEEN
THE BEATLES
HIGH QUALITY NO TCR VERSION
01. From Me To You
02. She Loves You
03. Till There Was You
04. Twist And Shout
NEWS FILMS
Beatles’ Stage
Meeting Queen
Backstage
Reception ... etc
ちなみにこの会場名は英国王子の称号から採られていることは当然ですが、大東亜戦争で日本軍が撃沈した当時最強と言われたイギリスの軍艦も「プリンス・オブ・ウェールズ」と命名されていました。皇軍によって撃沈された報を受け、チャーチル首相が衝撃で絶句したといいます。その、当時世界最強の軍艦と同じ名前が冠された劇場だけに、ここがいかに英国にとって厳かで権威ある場所であるか、そしてこの出演が光栄なものであるかが伺えます。もっともジョンは鼻持ちならない雰囲気に嫌悪を示し、翌年以降の出演依頼を全て断ったそうです。つまりこの年が唯一ビートルズが出演したロイヤルバラエティ・パフォーマンスとなるのです。
このジョンが高貴で鼻持ちならない雰囲気を嫌悪した気持ちは、「Twist And Shout」演奏前の「安い席の方々は拍手を、それ以外の席の方は宝石を鳴らしてください」という有名なセリフからも伺えます。当初、楽屋では「テメエらの宝石でもジャラジャラ鳴らしやがれ」という過激なものを予定していたそうですが、ブライアンエプスタインなどに説得され、やや柔らかい表現になったということです。実際にこの部分では、ジョンが言い終わったあとニッコリ笑ったこともあり、本当は辛辣な嫌味にもかかわらず、周囲はユーモアと受け取ったようで、笑いと拍手が生じています。
本作の音源部分は、このビートルズの出演を複数ソースにて完全収録しています。まず最初は映像付随のサウンドトラック音源です。「From Me To You」が若干フェードイン気味に入ってきますが、残存するソースで最も長く、終演後のエンディング・テーマまで収録されています。 この日はテレビ放送とは別にラジオでもオンエアされており、本作の2ソース目は、そのラジオ・エア・チェック音源が収録されています。このソースの特長はラジオ番組のイントロが付けられており、DJがビートルズを紹介して始まるというもの。音像は明るく、ビデオ音声とはまた異なる質感の音源です。そして最後はテレビ放送の元となったRAW ソースです。こちらは、まさに流出サウンドボードといった趣で音質が最も良く、音質に限って言えば、本作収録の他のソースと比べてのみならず、アンソロジーと比べてもこちらの方が上です。もしこの音源が1995年当時発掘されていたら、間違いなくこちらが採用されたことでしょう。それくらい音質的に優れたものです。以上、テレビ放送サウンドトラック、ラジオ・オン・エア、放送元ロウ・ソースと、それぞれ特長ある音源を全て収録しています。
CDの後半には、約3週間前、1963年10月13日にロンドン・パラディウムで行なわれたコンサートを、高音質の初登場ソースにて収録。この日の音源はMクローデル・レーベル『EARLY BEATLES AROUND UK 1962-1964』に、4種類のソースが収録されていましたが、本作にはそれとは別の5つ目のソース、便宜上ソースEと記載されていますが、収録されています。今までのどのソースよりも音質が良く、今まであまり音が良くなかった1963年ロンドン・パラディウムの印象ががらりと変わることでしょう。残念ながらこのソースEは音質は最高に良いのですが、「I’ll Get You」が未収録なため、「I’ll Get You」を含むソースAも改めてここに収録されています。
映像は、当時の放送を全出演者を完全収録した初登場映像となります。司会者のイントロダクションに続き、女王陛下のお出ましの様子から始まり、この日のイベントの様子を完全収録。タップダンスあり、バレエあり、コメディあり、寸劇あり、そしてビートルズは6番目の出演者として登場します。その他、マレーネ・ディートリッヒの映像なども、今となっては貴重なものです。そしてイベントの最後には、全出演者が改めてステージに勢揃い。ビートルズも再び登壇して、全出演者の真ん中に陣取っています。今まで演奏シーンはよく見ることが出来ましたが、最後の挨拶部分の映像は非常に珍しいものです。
本作には、イベント完全収録とは別に、TCRが入っておらず、より高画質のビートルズ演奏部分が収録されています。アンソロジー映像版も含め、おそらくこれが現状考え得る最も高画質なものでしょう。さらにボーナス映像として、当時のロイヤルバラエティ・パフォーマンスを報じたニュース映像が収録されています。開演前に緊張の面持ちで女王陛下と謁見するビートルズのメンバー。イベントが終わって車に乗り込み会場を後にする様子、バックステージで他の出演者と談笑する様子などがドキュメンタリー映像として収録されています。そして何より貴重なのは、ビートルズの当日のリハーサル映像が収録されている点です。同じステージながら服装が異なるので、これがリハーサル映像であることが伺えます。
Mクローデルのライヴ・クロニクルの最新作は、1963年11月4日ロイヤルバラエティ・パフォーマンスを他の出演者も含め完全収録。音源はアンソロジーを上回る高音質で収録。ボーナスでは1963年10月13日ロンドン・パラディウムを高音質初登場ソースで収録。映像は全出演者完全収録に加え、TCRなしの高画質別バージョンでビートルズ部分を収録。のみならずリハーサル映像や女王陛下との謁見の様子、バックステージの様子など、ニュース映像も収録。音質も画質もこれ以上のものはないでしょう。永久保存がっちりプレス盤。
ROYAL VARIETY PERFORMANCE
PRINCE OF WALES THEATRE LONDON U.K. November 4, 1963
CD DISC
VIDEO SOUNDTRACK SOURCE
01. From Me To You
02. She Loves You
03. Till There Was You
04. Twist And Shout
05. Ending Theme
RADIO AIR CHECK SOURCE
06. Introduction
07. From Me To You
08. She Loves You
09. Till There Was You
10. Twist And Shout
TV ON LINE RAW SOURCE
11. From Me To You
12. She Loves You
13. Till There Was You
14. Twist And Shout
LONDON PALLADIUM October 13, 1963
SOURCE E
15. Introduction
16. From Me To You
17. She Loves You
18. Twist And Shout
19. Ending Theme
SOURCE A
20. From Me To You
21. I’ll Get You
22. She Loves You
23. Twist And Shout
DVD DISC
COMPLETE PERFORMANCES
01. Introductions
02. Queen’s Appearance
03. E BILLY PETCH DANCERS
04. THE CLARK BROTHERS
05. LUIS ALBERTO DEL PARANA and LOS PARAGUAYOS
06. CHARLIE DRAKE with TESSA DAVEES and THE EIGHT CHARLIES
07. SUSAN MAUGHAN
08. THE BEATLES
09. DICKIE HENDERSON
10. FRANCIS BRUNN
11. BUDDY GRECO
12. NADIA NERINA (with the cast of SLEEPING BEAUTY)
13. JOE LOSS AND HIS ORCHESTRA with ROSE BRENNAN, ROSS MCMANUS
LARRY GRETTON, THE BILLY PETCH DANCERS.
14. "STEPTOE & SON" WILFRED BRAMBELL, HARRY H.CORBETT
15. PINKY & PERKY & COMPANY
16. ERIC SYKES & HATTIE JACQUES
17. MICHAEL FLANDERS & DONALD SWANN
18. MARLENE DIETRICH with BURT BACHARACH
19. TOMMY STEELE with THE HALF A SIX PENCE COMPANY
20. curtain call with all members
21. GOD SAVE THE QUEEN
THE BEATLES
HIGH QUALITY NO TCR VERSION
01. From Me To You
02. She Loves You
03. Till There Was You
04. Twist And Shout
NEWS FILMS
Beatles’ Stage
Meeting Queen
Backstage
Reception ... etc