THE BEATLES / EVERYTHING WAS RIGHT 【2CD】

THE BEATLES / EVERYTHING WAS RIGHT 【2CD】

販売価格: 2,200(税込)

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商品詳細

Mクローデル・レーベルのセッション・シリーズ最新作は、通常のオリジナル企画とは事を異にし、アルバム『リボルバー』発表から40周年記念で製作されたラジオ・プログラムをお贈りします!  2006年はご存知のようにビートルズ来日から40周年でもあり、かつスタジオでの実験的試みがなされた前衛的なアルバム『リボルバー』がリリースされて40周年でもあります。 このラジオ・プログラムは、そのアルバム『リボルバー』に焦点を当てて、アウトテイクやミックス前のテープを紹介しつつ、マークルイソン、ジョージ・マーティン他、関係者のインタビューと共に構成された、 まさにメイキング・オブ・リボルバーといった内容。しかも単に曲を流してインタビューを挟むというものではありません。その紹介する過程において別ミックス、アウトテイク、ミックスダウン前のテープなどが使われているのです! これはマニアならずとも興味惹かれるところ。

レア・テイクなどが含まれているため、一度だけのオンエアという契約で放送されたそうで、実際にその後再放送されることもなく、知る人ぞ知る謎の番組として噂だけが先行していた幻の番組です。 今回はそのラジオ・ショー・ディスクよりダイレクト収録で、エア・チェックとは異なる高音質にてこの歴史的番組を余すところなく収録しています。先述の通り、この番組では、ミックスダウン前のテープを使って、実際にコーラス・パートに注目させたり、 例えば「Paperback Writer」のドライブするベースを抽出して解説を加えたりと、ただ曲を流して関係者が回想するといったものとはまったくレベルの違う番組だというのがわかります。

「Tomorrow Never Knows」のアウトテイクなどは今まで聴いたことのないもので、きっと驚かれることでしょう。「I’m Only Sleeping」では印象的な逆回転効果が、その実際の音と共にジョージ・マーティンの口から語られます。 「Here There And Everywhere」の部分では「This Boy」や「Yes It Is」、さらにビーチボーイズの『ペットサウンズ』を例に挙げハーモニーの秘密に迫ります。「She Said She Said」ではピーター・フォンダとのエピソードと共にデモ・テイクが使われており、 ギター1本のデモがギター唸る完成テイクに発展していく様子が伺えます。

「Goodday Sunshine」のコーナーでは、その元ネタになったと思わしき曲との比較が行なわれます。「And Your Bird Can Sing」ではあの印象的なダブル・トラック・ギターの着想と歌詞に関するボブ・ディランとの関連などが語られます。 また「For No One」のコーナーではベーシック・トラックが流されるなど、興味は尽きるところありません。

以前ホワイトアルバム35周年の際にやはりアウトテイクなどが使用されたラジオ・ショーということで同趣旨の番組がありましたが、DJは無名の人物でオンエアの記録もなく、またそのアウトテイク自身の真偽も疑問が持たれるものでした。 しかし! 本タイトルは2006年5月23日にPUBLIC RAJIO INTERNATIONALが公式に放送したという出所がはっきりしており、 またインタビューに登場するのもマーク・ルイソン、ジョージ・マーティンなどゆかりある人物。これは本物です!  残念ながらインタビューが被っていたり、完奏されないなどといったテイクが多いですが、海賊盤対策か契約の関係なのか、 それがかえってこの音源の信憑性を高めているといえるでしょう。

最後に本作に記されたラジオ局によるライナーを紹介しましょう・・・・・・『全時代を通して最も優れたロック・アルバムは何か? この答えをロック・ミュージック・ファンに求めたならば、1966年にリリースされたビートルズの『リボルバー』がトップか、 或いはそれに準ずる位置に選ばれるのではないか。『リボルバー』は近年では『サージェントペパーズ』と共に最も衝撃的なビートルズのアルバムであると評価されている。 それはサイケデリックな編集による効果など、様々な新しいサウンドが実験的に施されているからである。この『リボルバー』の発表から40周年を記念して、ポール・イングルスをDJに迎え、『EVERYTHING WAS RIGHT : THE BEATLES' REVOLVER AT 40』と題された2時間の特別ラジオ番組が企画された。 研究家、ミュージシャン、評論家、ファン、様々な人物のインタビューを交えつつ、イングルスがこのランドマーク的なアルバムを深く考察していく画期的なラジオ・プログラムである。 番組では1966年のシングル「Paperback Writer / Rain」を含め、このアルバムの1曲ごとにスポットライトを当てていく。最初の1時間は英国でリリースされたオリジナルの『リボルバー』のA面とシングル「Paperback Writer」に、 後の1時間はB面とシングル「Rain」にそれぞれ焦点を当てていく。この番組を聴く者は、ポップ/ロックシーンに多大な影響を与え続けているこれらの曲の元となったソース、 スタジオの実験的な試みを聴くことができるだろう。いくつかのトラックには、ビートルズの楽曲の製作過程を垣間見る貴重なアウトテイク、デモ・ヴァージョンも含まれている。 インタビューの中には「レコーディング・セッションズ」の著書があるマーク・ルイソンがいる。ビートルズの全てのセッション・テープに耳を通した唯一の評論家であり研究家であるルイソンは、ビートルズの歴史研究の権威と考えられている。その他、多くのゲストがコメントを寄せている。まさにメイキング・オブ・リボルバーであり、歴史的芸術のドキュメントである。』

DISC ONE
01. PROGRAM 1 
02. PROGRAM 2 
03. PROGRAM 3 
04. PROGRAM 4

DISC TWO
01. PROGRAM 5 
02. PROGRAM 6 
03. PROGRAM 7 
04. PROGRAM 8