DAC-126 TOURING PARTY VOL.3 【2CD】

DAC-126 TOURING PARTY VOL.3 【2CD】

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商品詳細

ミック・テイラー在籍時の’72年USツアーからの2公演カップリング盤。DISC-1には7月11日のオハイオ州のアクロン公演を収録。過去盤では「STREET FIGHTING MAN」がカットされていたり、 あるいは全曲収録ながらモノに落ちてしまったマスターからCD化されていた公演ですが、 今回のものはよりマスターテープに近いステレオ音源のソースからの再CD化になります。 80分近い収録内容ですが、曲単位での抜け落ちも無く所々原本に見られたカットも可能な限り目立たないようレストアしてあります。 ’72年音源でステレオ収録されているロケーションは他にシャーロットやワシントン、ボストン等が知られる程度で大変珍しいと言えます。 どの公演も歓声を中心に音が回っている感じで綺麗に分離したステレオではないのですが、 会場の臨場感はモノラル収録のものよりは良く伝わってきます。地方公演ながら手抜きなしの熱演の本公演ですが、 「TUMBLING DICE」や「SWEET VIRGINIA」といったナンバーではまるで放送事故のようなPAの不手際が記録されており、こちらも中々興味深くまた時代のおおらかさを感じさせます。

DISC-2には6月10日のカリフォルニア、ロングビーチ公演をリマスター収録。同年代の他のバンドではロングビーチというと名演名録音の多い印象ですが、 ストーンズの’72年のロングビーチ公演は音源が1ソースしか発掘されておらず音質もあまり芳しいものではありません。 そのせいか過去にもプレス盤では「LONG BITCH」(RISK DISK)というタイトルが1点発売されたのみでした。このRISK DISK盤は使用したマスターのジェネレーションが悪く、 始終高域にピーッという発信音のような高周波のノイズが混入しており、リリース自体もあまり話題にならずに終わってしまいました。 今回のリリースではRISK盤と同ソースながら、トレーダー間で現状ベストとされているロージェネ音源を使用し、 必要最低限の加工に留めたすっきりした感じのマスタリングとなっています。音質は前述のようにかなりマニア向けではありますが、 6月11日のL.A.フォーラム昼夜公演の前日のパワフルなステージを収録した貴重な記録です。